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追突事故の過失割合をゼロにするにはどうすれば良いか

交通事故には、過失割合という数字があります。

過失割合は、慰謝料にも大きな影響を及ぼすのです。過失割合が大きい時には慰謝料も少なくなりますが、追突事故の場合はゼロになるケースも多々あります。

被害者に何ら落ち度が無ければ、ゼロにする事も不可能ではありません。ただ過失割合を被害者本人が判断するのは、少々難しい一面もあります。相手側の保険会社が伝えてきている数字が疑問な時は、必ず弁護士に相談しましょう。

追突事故の傾向と過失割合の基本

追突事故とその傾向

車を走らせていると、ごく稀に後ろ側から車が追突してくる事もあります。

雪道などは車を操縦しづらいですし、後ろから追突される可能性はあるのです。そうかと思えば、後側を走っていた車がよそ見運転していて、追突される事もあります。

交通事故にも、色々なパターンがあります。必ずしも車同士の事故であるとは限りません。相手が自転車の事故もあれば、歩行者との事故もあるのです。あらゆる交通事故の中で、車同士の衝突事故の割合は80%前後と言われています。

ちなみに交通事故の3件に1件程度は、追突事故であると言われています。交通事故の後に示談交渉が行われる事もありますが、その大部分は追突事故なのです。

追突事故は、停車中の車に衝突するパターンが多いです。赤信号などで停車している車に対して、衝突するパターンはよくあります。
また追突した時の衝撃が大きいと、玉突き事故に発展するケースもあるのです。

3台以上の事故になるだけに、一番真ん中の車が潰されてしまう実例もよくあります。

追突事故の主なパターン

追突事故が発生する主な原因は、下記の通りです。

  • 脇見運転
  • 動静不注意
  • 後方不注意
  • 漫然運転
  • あおり運転

1つ目の脇見運転は、機械を操作していた時の事故が目立ちます。スマホを操作していた時のながら運転や、カーナビ操作中の事故は多いです。

2つ目は、いわゆる思い込みによる事故です。青信号になればすぐ前の車は発進してくれると思い込んでいて、追突してしまうパターンがあります。

3つ目はバック運転する時の事故で、後ろ側がよく見えないので衝突するケースが多いです。

4つ目は景色などに気を取られていた時の追突事故で、5つ目は後ろ側の車が挑発してきて、運転操作を誤ってしまう事故があります。

追突事故の過失割合の基本はゼロ%

ところで追突事故が生じれば、相手側と示談交渉する事もよくあります。相手から慰謝料が支払われるのですが、それも過失割合の数字に左右されるのです。過失割合が大きいと、慰謝料の金額も減ってしまいます。

追突事故の場合、基本的には追突してきた側に非があります。赤信号で車を停めていたのに、後ろから衝突されるとなると、いかにも後ろの車に非があるでしょう。それだけに追突した側の過失割合は100%になり、前側の車はゼロ%になるのが基本です。しかし後述の理由によって、ゼロ%にならないケースもあります。

過失割合がゼロになる原因とは

ちなみに過失割合がゼロになる主な理由は、車間距離です。そもそも車と車の間の距離が広ければ、追突事故が発生する事もないでしょう。移動するのに2秒以上かかる距離が開いていないと、追突事故が発生する確率は高まるのです。

そして交通ルールによると、車間距離を十分に空ける義務があります。後ろ側の車の不注意で、距離が十分に開いていなければ、後ろの車に非があると見なされるのです。

追突された側の過失割合がゼロ以外になる理由

不要な急ブレーキの過失割合

ところで車によっては、たまに急ブレーキをかけています。本来は、道路で走る時は急ブレーキをかけてはいけません。ただし、やむを得ない事情があって急ブレーキをかける事も稀にあるでしょう。

過失割合は、その急ブレーキをかけた理由に左右されるのです。必然性や合理性が無いのに急ブレーキをかけていた時などは、過失割合は大きく加算される傾向があります。前側の車に何らかの悪意があって、わざと急ブレーキをかけた時などは、前方車の過失割合は30%になる事もあります。

ただし急ブレーキに何か必然性がある時は、話は別です。そこは状況次第なのです。

危ない場所に駐車していた時の過失割合

また停車していた場所にも左右されます。本来停車すべきでない所に停められていると、過失割合が高くなる事もあります。

例えば交差点や曲がり角の先などの危ない場所に停めていれば、過失割合は重たくなるのです。また夜道にランプを点灯させずに停めていた時も、過失割合は大きくなります。

保険会社が妥当でない過失割合を主張してくる事も

加害者の保険会社も、不利な過失割合を提示してくる事があります。
そもそも追突事故が発生すれば、保険会社としてはお金を払うことになるのです。

自賠責では十分な補償を受けるのが難しい時などは、残り分を任意保険の会社が支払う事になります。ですから慰謝料が大きくなってしまえば、保険会社の売上にも影響が及んでしまうのです。

そこで保険会社としては、やや不当な過失割合を主張してくる事があります。本来ならゼロ%になる筈なのに、保険会社は頑なに20%と主張してくる事もたまにあるのです。被害者としては、それは大変困るでしょう。

過失割合に関して弁護士に相談するメリット

過失割合に詳しく妥協に関する判断を下してくれる弁護士

では、どうすれば過失割合をゼロ%にできるかと言うと、やはり弁護士に相談してみるのが一番です。

その理由は下記の通りです。

  • 法律に詳しい
  • どこまで妥協すべきかを判断してくれる
  • 資料や証拠を活用して主張できる

上記でも少々触れた通り、任意保険の会社は不当な過失割合を主張してくる事があります。

その理由の1つは、被害者の知識不足です。被害者はあまり法律に詳しくないと思い、本来よりも高い過失割合を提示してくれる事もあるのです。しかし弁護士は法律に詳しいですから、任意保険の会社との交渉もやりやすくなります。

また相手と示談交渉する時には、妥協を迫られる事もあります。時には自分に不利な条件が提示されて、妥協すべきかどうか判断する事もあるのです。被害者1人では、その判断に困ってしまう事もあるでしょう。弁護士は、それも的確に判断してくれます。

過失割合の証拠や資料を提示して主張してくれる

また過失割合が有利になるかどうかも、証拠次第です。

十分な証拠が揃っていれば、相手が提示してきた過失割合を修正する事もできます。しかし法律に関する知識が無いと、なかなか難しいでしょう。

ですが弁護士は、その証拠も適切に提示してくれるのです。証拠だけでなく、事故に関する資料などを揃えた上で、適切な過失割合になるよう主張してくれるのです。ですから過失割合が気になる時は、やはり法律事務所に相談すべきです。

まとめ

追突事故は、過失割合が争点になるケースはとても多いです。

一見すると自分に非が無いように思われても、実際にはゼロ%でない過失割合が提示されるケースは実際あります。過失割合の数字が大きいと、慰謝料も減ってしまいますし、決して軽視できません。

過失割合をゼロにしたいなら、やはり交通事故に強い弁護士に相談するのが一番無難です。特約を活用すれば依頼費用も支払われますし、相談を検討してみると良いでしょう。

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