交通事故のお見舞いを断る方法

2020 4/10

交通事故で負傷しますと、被害者は入院する事もあるでしょう。その際、加害者がお見舞いに来る事もあるのです。ただ被害者によっては、お見舞いに来てほしくないと思う事もあります。その場合、やはりお見舞いを断りますが、その意思をどうやって伝えれば良いか迷ってしまう事もあるのです。

断り方は色々ありますが、相手と会話するのは避ける方が良いでしょう。退院した後の場合、保険会社などに任せている旨を伝えましょう。

目次

交通事故の後のお見舞いとその断り方

交通事故の加害者はお見舞いに行くべき

交通事故で相手が負傷してしまった時は、確かに加害者としてはお見舞いに行くべきではあります。相手に迷惑をかけてしまった訳ですし、謝罪の気持ちを述べるのが筋でしょう。

実際、たまに被害者は心証を害している事もあります。加害者のミスで負傷してしまったのに、お見舞いも来ないのは誠意がないと判断されて、面倒な事態になってしまうことはあるのです。 ですから加害者としては、やはりお見舞いに行くべきです。ただしお見舞いに行く前に、必ず被害者に対して電話を1本入れるべきです。急にお見舞いに行ってしまっても、かえって迷惑してしまう可能性があります。もちろん服装やマナーには、十分注意すべきです。

被害者がお見舞いを断りたい理由

ただお見舞いに対する捉え方は、被害者によって異なります。被害者本人からすると、お見舞いで対面するのは避けたいと思っている事もあるのです。理由は人それぞれですが、主な理由は以下のようなものがあります。

  • お見舞いよりも治療に専念したい
  • かえって気遣いしてしまう
  • 事故を思い出してしまう

2つ目ですが、お見舞いによって面倒な状況になる可能性もあるのです。お見舞いする時には、菓子折りなどを持参する事もあるでしょう。ですが被害者からすると、その行為に対するお礼の気持ちを述べるのは、やや面倒な事もあるのです。

特に多いパターンは、上記の3つ目です。そもそも被害者としては、事故に対する嫌な思い出があります。加害者がお見舞いに来てしまいますと、事故の記憶を彷彿してしまう事があるのです。

お見舞いに来られるのを防ぐ2つの方法

お見舞いに来るのを防止する方法は、主に2つあります。まず1つ目は面会謝絶です。

面会謝絶は、医師が判断している事も多いです。確実に病気を治す為に、面会がお断りになるケースはあります。

ですが面会謝絶は、実は患者本人からの手続きも可能なのです。「家族以外は会いたくない」などと病院に伝えておけば、手続きを進めてくれます。ですから事故直後に面会したくない時は、謝絶の手続きを済ませておく方法もあります。

もう1つの方法は、入院の情報です。なぜ誰かが面会に来るかというと、「入院した」という情報が伝わっているからです。という事は、その情報が伝わっていない限りは、誰も面会に来ないでしょう。入院した時は、誰にも伝えないという方法もあります。

交通事故で入院している時のお見舞いの断り方

交通事故で治療を受けているなら、その旨を相手に伝えて断る方法もあります。「病院としては、まだ安静にして欲しいと言っているので、お見舞いは控えて欲しい」と伝える方法もあるのです。

その伝え方ですが、取り次いでくれた人物を経由すべきです。例えば「加害者がお見舞いしたい」という情報を、家族が伝えてくれたとします。その場合、家族に返事してもらうようにしましょう。また病院経由で情報が伝わってきた時は、本人ではなく病院に返事してもらうべきです。

なぜ本人が返事すべきでないかというと、事故を思い出してしまう可能性があるからです。怖い思い出が蘇ってしまう可能性もありますが、それで症状が悪化するのは困るでしょう。 また被害者によっては、加害者の顔を見ると感情的になってしまう事があります。相手に立腹の言葉を投げかけてしまうと、後々の示談交渉も難航しかねません。ですから加害者と被害者が直接会話するのは、控えるべきです。

退院した後のお見舞いの断り方

ちなみにお見舞いは、入院時だけではありません。退院した後でも、加害者がお見舞いに来るケースもあります。その時も、やはり断りたくなる事もあるでしょう。

退院しているのであれば、任せている事を理由に断れば問題ありません。例えば任意保険の会社に手続きを任せているなら、それを理由にお断りする事ができます。弁護士に依頼しているなら、それを理由にしても構いません。 そもそも交通事故は、任意保険の会社同士でやり取りするケースも多いのです。当事者同士は顔を合わせずに処理するケースも多々あります。ですから「ここは、お互いの保険会社に任せましょう」などと伝えて断っても問題ありません。

加害者がお見舞いに来ない時の対処法

なぜ加害者がお見舞いに来ないのか

ちなみに加害者によっては、あえてお見舞いに来ない事もあります。被害者からすると、誠意が感じられないと思う事もあるでしょう。

なぜお見舞いに来ないかというと、主に2つの理由が考えられます。1つ目の理由は、保険会社です。任意保険の会社には、あまり当事者同士でやり取りして欲しくないという本音があるので、あえてお見舞いに来ない事があります。もう1つの理由は、単純に誠意が無いからです。

お見舞いに来るよう直接伝えるべきではない

どちらの理由にせよ、被害者としては「謝罪に来てほしい」と直接連絡してしまうのは、かえってマイナスです。相手の気持地が逆撫でされて、後々の示談交渉が難しくなる可能性もあります。

基本的には、直接対面しない方が良いでしょう。まずは保険会社の担当者に相談してみるのが一番です。

交通事故の相手の気持ちを害してしまうリスクと弁護士相談のメリット

相手の気持ちを害すると交通事故の示談が難しくなる

交通事故の加害者と被害者は示談交渉する事になるので、気持ちを害してしまう事態だけは避けるべきです。被害者としても要注意で、加害者の気持ちを害してしまいますと、交渉が不利になってしまう可能性は大いにあります。

一旦関係がこじれてしまうと、保険会社としてもお手上げの状態になってしまうのです。その辺りの気遣いは、やや難しく感じられる事もあるでしょう。

交通事故のお見舞いに関して弁護士に相談

お見舞いも含めて、交通事故に関する悩みが生じた時は、やはり弁護士に相談すべきです。交通事故に強い弁護士であれば、お見舞いに対する対処法も含めて、色々アドバイスしてくれます。賠償金の金額にしても、弁護士と相談する事もできるのです。最悪の事態を避ける為にも、まず相談してみると良いでしょう。

ただし、やはり交通事故が得意な弁護士を選ぶべきです。交通事故に関する解決実績が豊富な法律事務所に相談する方が、スムーズに解決する傾向があります。弁護士の得意分野は、慎重に見極めましょう。

交通事故のお見舞いについておさらい

被害者がお見舞いを断りたい時は、直接やり取りする事だけは避けるべきです。病院や保険会社を通じて、対処してもらうようにしましょう。

相手の顔を見た事によって、面倒な状況になってしまうケースは実際あるのです。もしも面倒な状況になりそうな時は、やはり法律事務所に相談してみるべきです。

法律事務所に相談すれば、円満に解決する方法をアドバイスしてくれます。示談金も含めて、依頼も検討してみましょう。

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