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自損事故は補償はどうなるの?同乗者への補償は?

交通事故には、たいてい被害者と加害者がいます。

車同士が衝突する交通事故は多いですが、どこかから車が衝突してきて、事故になってしまうパターンが多いです。それだけでなく、自損事故というパターンもあります。

誰か第三者が衝突してきた訳ではなく、あくまでも運転者1人だけに責任が帰属するようなパターンです。今回は、その自損事故に対する保険料支払いと、同乗者に対する支払いに関してまとめてみました。

自損事故で運転者本人に支払われる保険金

運転者本人に過失がある自損事故

事故は、車同士が衝突するパターンが多いです。中でも多いのは追突事故で、いきなり後側から車が衝突してくるケースは多々あります。その場合、追突された側は被害者になるでしょう。その被害者に対する加害者も、もちろんいるのです。

自損事故は、そのようなパターンではありません。誰か第三者が衝突してくるような事故ではなく、過失は運転者自身にあるのです。

例えばガードレールに衝突するような事故は、たまに発生しています。ただし第三者によってガードレールに衝突した訳でなく、運転者本人がハンドル操作を誤ってしまい、衝突するケースもあるのです。

居眠り運転していて電柱などに衝突するケースもあれば、急ハンドルなどで壁に衝突するケースもあります。

自損事故で活用される対物保障保険

ところで多くの方々が加入している任意保険では、自損事故に対してもお金は支払われます。

保険金と聞くと、誰か別の車と衝突した時の治療費や修理代などをイメージしている方も多いですが、それだけが対象ではありません。自損事故に対する補償はあります。

上述のように運転手のミスでガードレールに衝突した時の事故でも、保険金は支払われるのです。ガードレールに衝突するような事故ですと、対物賠償保険を使用する事になるでしょう。

加入者本人に対するお見舞いのようなお金だけでなく、二次被害が生じるのを防ぐための行動に対する費用なども、保険金が支払われるのです。事故が発生すれば、何らかの安全機材などを使用する事もあります。煙が出る道具などを使用すれば、費用がかかる事もありますが、対物賠償保険はそれに対するお金も支払われるのです。

対物賠償保険には、限度額もあります。支払われる保険金の上限ですが、無制限にする事も可能です。無制限にすると、支払う保険料も高めになりますが、加入者の90%は無制限にしている傾向があります。

自損事故に対する車両保険と等級の注意点

また自損事故で車が破損した時には、修理する必要はあるでしょう。車両保険に加入していれば、修理代を支払ってもらえる事はありますが、それも保険次第です。保険によっては、自損事故は対象外になっていますから、注意が必要です。

そして車両保険には1つ注意点があって、等級が3つ下がってしまいます。車両保険には複数段階の等級があって、無事故の状態なら等級が1つ上がるのです。

等級が1つ上がると、毎月支払う保険料も若干やすくなるのです。しかし事故を起こしてしまえば、等級が3つも下がってしまいますから、保険料も高くなります。ですから自損事故が起きないよう、普段から注意するべきです。

自損事故によっては等級は下がらない

ただし全ての事故において、等級が3つ下がる訳ではありません。事故といっても色々なパターンがあり、せいぜい人身障害などを利用する程度で済む事もあります。人によっては、弁護士特約だけを使用するケースもあります。

その程度の事故であれば、等級が3つも下がる事はありません。いわゆるノーカウント事故の1つであると見なされますから、等級には影響は無いです。等級が下がるかどうかも、事故の状況に左右される訳です。

自損事故は同乗者に対しても保険金は支払われるのか

保険金は自損事故の同乗者にも支払われる

ところで上述の保険金は、運転している本人に対しては支払われます。ですが車に乗っている人物は、必ずしも1人だけとは限りません。友人や親戚など、別の人物が同乗している事もあります。

その場合、同乗者に対しても保険金は支払われるのです。本人に対する被害額は、保険で実費が支払われることになります。

自損事故の補償範囲を広げる事も可能

ちなみに加入している保険は、範囲を広げる事もできます。
本来その保険金は、車に乗っている時に限り支払われるのです。車の外に出ていた時にひかれたとしても、保険金が支払われない傾向があります。

しかし保険料を多めに支払えば、たとえ車の外に出ていた時でも、肝心の保険料を支払ってもらう事も可能です。補償範囲は調整できる訳です。

自損事故の支払いを早くできる特約

任意保険には、搭乗者傷害特約もあります。早い段階で支払ってほしい時などは、その特約にも加入しておく方が良いでしょう。

そもそも任意保険の会社がお金を支払ってくれるのは、若干時間がかかる事も多いです。様々な事務手続きの都合上、予想以上に時間がかかるケースもありますが、加入者本人としてはそれが気になる事もあるでしょう。あまり時間がかかると、費用の負担が大きくなってしまうからです。

ところが搭乗者傷害特約に加入しておきますと、その支払いが若干早くなります。費用負担を抑えたい時などは、加入を検討してみる価値があります。

同乗者には後遺障害の慰謝料は払われるか

また交通事故が発生すれば、深刻な後遺症が残ってしまう事もあるのです。体を動かすのも困難になるような、やや重たい後遺症もあります。

後遺障害が生じた時は、運転者本人が加害者に慰謝料を請求する事はよくあります。しかし自損事故の同乗者ですと、その慰謝料を請求できるか心配になってしまう事もあるでしょう。

その点は、心配無用です。たとえ同乗者でも、後遺障害に関するお金を保険会社に請求する事はできます。なお慰謝料には、逸失利益や介護費用や後遺障害など複数の種類があり、それぞれ限度額もあります。

自損事故の同乗者に対する自賠責からの支払い

ところで上記の保険金は、運転手が任意保険に加入していた時に支払われます。運転手によっては、そのような保険に加入していない事もあるのです。様々な費用の問題があり、任意保険に加入していない方も少なくありません。その状況ですと、同乗者としては保険金が気になってしまうでしょう。

しかし全てのドライバーは、自賠責保険には加入する義務があります。いわゆる強制加入の保険ですが、自損事故の場合は同乗者にたいしてお金は支払われるのです。

ただし、あまり大きな金額が支払われる訳ではありません。自賠責は最低限の補償内容になっているからです。
また自損事故の場合、あくまでも同乗者に対して自賠責保険がおります。自賠責ですと、運転者本人に対する補償はありませんから、注意が必要です。

まとめ

自損事故には加害者がいませんし、運転者本人に過失がある訳ですから、保険は支払われないと思われるかもしれません。しかし上記で触れたように、実際には本人にも同乗者にも保険金が支払われる訳です。

その支払いの内容は、どのような保険や特約に加入しているかに左右されます。同乗者にもお金は支払われますが、自賠責は少々注意を要するでしょう。あくまでも同乗者に対して支払われるのであり、運転手は対象外だからです。

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