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弁護士に依頼して後悔するパターンとその対策

交通事故の後遺障害などの手続きを進める時は、基本的には弁護士に相談すべきです。

専門家によるサポートを受けられるメリットは大きいです。しかし人によっては、弁護士に相談して後悔している事があります。その状況も多彩なのですが、費用に関して後悔しているケースが多いです。

しかし要点を抑えておけば、その問題点を回避する事はできます。今回は、後悔してしまう主なパターンと、その対策についてまとめてみました。

弁護士に依頼する時の費用倒れとその回避策

弁護士に依頼すると赤字になるか

弁護士に依頼して後悔するパターンは、主に下記の4つがあります。

  • 報酬で赤字になる
  • 弁護士とのコミュニケーションが上手くいかない
  • 過失割合が変わらない
  • 認定されない

上記の1つ目ですが、そもそも弁護士に依頼するならお金も支払う事になるのです。

弁護士によっては着手金も徴収していますし、少なくとも成功報酬だけは支払う必要があります。成功報酬はパーセンテージで表現され、10%や15%など事務所によって異なります。

交通事故の賠償金が400万円で、成功報酬が10%の事務所であれば、40万円支払う事になる訳です。裁判を行う時などは、別途で日当などを支払う事もあります。

10%だけであれば、赤字にならないと思われるかもしれません。しかし事故の状況は多彩です。あまり金額が大きくない時や、相手が保険に加入していない時などは、赤字になる事もあるのです。

弁護士に依頼した時に費用倒れになる理由

交通事故では、被害者は必ずしも大ケガしているとは限りません。軽症のケースもあります。後遺症も残らないレベルなので、慰謝料もあまり大きくならない交通事故もあるのです。

確かに上記のように400万円ぐらいの慰謝料になれば、黒字になる可能性はあります。しかし、せいぜい数十万円程度の慰謝料ですと、たとえ弁護士に依頼しても金額はあまり増えないのです。かえって費用の方が高くついてしまう事があります。

それと物損事故です。確かに人身事故なら数百万円ぐらいになる事も多いですが、物損事故はせいぜい修理代ぐらいですし、あまり金額は増えません。

その他にも色々な理由があって、結局は費用倒れになってしまうケースがあります。

弁護士特約を活用すれば赤字を回避できる

赤字になるような案件は、弁護士としても受任していないケースが多いです。ですが弁護士特約を活用できるなら、話は別です。

特約を利用すれば、保険金がおります。300万円という条件はありますが、あまり金額が大きくならない限りは、十分に元が取れる事も多いです。

賠償金が低めな時などは、特約の活用も検討してみると良いでしょう。

弁護士に依頼しても賠償金が増えないので後悔するパターン

弁護士に相談しても過失割合が減らない事も

交通事故には、過失割合があります。過失割合が加算されていると、その分の慰謝料は減額されてしまうのです。被害者の過失割合が30%になっていると、慰謝料も30%減ってしまいますから、注意が必要です。

保険会社によっては、たまに不当な過失割合を主張してくる事があります。その数字に納得できない時は、弁護士に相談している方も多いです。

ところが保険会社が主張している数字は、正当な事もあるのです。特に何も間違っていない時などは、たとえ弁護士に依頼しても過失割合が減少しない事はあります。弁護士に相談してみたものの、実際には過失割合は減らなかったと後悔してしまう方もいます。

しかし、それも状況次第です。過失割合は変わらなくても、弁護士基準があるでしょう。任意保険基準と弁護士基準を比較してみると、弁護士基準の方が高いです。結局は弁護士に依頼する方が、慰謝料が高くなるケースもあります。

幸いにも法律事務所は、必ず見積もりも出してくれます。金額を確認するためにも、まずは相談してみると良いでしょう。

弁護士に依頼しても後遺障害の慰謝料が増えずに後悔

後悔してしまうケースは、他にもあります。後遺障害の慰謝料を高くする為に、弁護士に相談している方も多いですが、必ずしも慰謝料が高くなるとは限りません。

そもそも弁護士に依頼すると慰謝料が増額される理由は、証拠などを揃えやすくなるからです。病院が発行する診断書にしても、弁護士によるチェックを受ける事もできますから、多くの方々は相談しています。

ですが病状によっては、たとえ弁護士に依頼しても金額が高くならない事もあります。検査を受けてみて、何らかの病状が発見されれば、確かに慰謝料は高くなる事も多いです。ですが検査で何も見つからなかった時は、さすがの弁護士も慰謝料を高くする事はできません。

ただし、最終的な慰謝料を決定するのは、自賠責保険もしくは裁判所です。症状が軽い時は、「どうしてもダメなら妥協する」という姿勢で臨む事になるでしょう。

弁護士の専門性を見極める

上記のように、お金に関して後悔してしまうケースはたまにあります。ただ、そのあたりは弁護士の専門性に左右される一面もあるのです。

弁護士はそれぞれ得意分野は異なり、借金問題に強い方もいれば、離婚問題に強い方もいるのです。慰謝料の増額を求めるなら、やはり交通事故に強い弁護士を選ぶ方が良いでしょう。

法律事務所の公式サイトなどをよく確認して、交通事故が得意かどうかを調べておくのが無難です。

弁護士に意思が十分伝わらない悩み

コミュニケーションがうまく行かないので後悔

コミュニケーションに関して後悔している方もいます。交通事故に関して相談するなら、もちろん弁護士と話をする事になるのです。ところが相談した時に、弁護士は自分の気持ちを分かってくれないと思うケースがあります。

その場合、相談者の方が感情的になりすぎているケースが多いです。頭が過熱状態になっていると、弁護士としても感情を受けとめる事ができません。それで自分の意思を十分に伝える事ができずに、後悔している方もいます。

弁護士に相談する内容をメモにまとめる

しかし上記のような事態は、メモで回避する事もできます。まずは頭を冷静にした上で、相談内容をメモに書いてみると良いでしょう。書いている内に、頭が冷静になる事もよくあります。

ある程度はメモを書いたら、今度は相談内容を整理します。色々な内容が書き出されている筈なので、それを上手く分類して整理するのです。

弁護士に伝えたい内容を上手く整理しておけば、相談もスムーズになります。内容がはっきりしていれば、相談時間を短縮する事もできます。

そもそも弁護士も人間です。確かに法律に関する専門知識はありますが、的確に内容を伝えない事には、相手には自分の気持ちを全て伝える事はできません。まずは頭を冷静にするように努めて、ひとまずメモに書き出す事から始めてみると、後悔するのを防げる事も多いです。

まとめ

交通事故が起きた時は、確かに弁護士に相談する方が賢明です。

法律の専門家によるサポートを受けられますし、相談してみる価値は大いにあるのです。しかし上記で触れたような理由により、後悔してしまうケースがあるのも確かです。その場合も、とりあえず事務所で相談してみると良いでしょう。

見積書などを十分確認すれば、費用で後悔するのをある程度防ぐ事もできます。そして、なるべく交通事故に強い弁護士を選ぶべきです。

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