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9級の症状の特徴と慰謝料を増額するポイント

9級という等級には、社会生活に大きな影響を及ぼしてしまう症状があります。

顔の一部に目立つ傷が残ってしまったり、目の症状や神経症状などがあるのです。やや重たい症状であるだけに、加害者からの慰謝料や保険の補償などは必要不可欠です。

他の等級と同じく診断書がポイントになりますが、増額を希望するなら弁護士に相談する方が良いでしょう。証拠や現状などを伝える必要がありますし、弁護士に相談するのが最も無難です。

9級の症状とその慰謝料の金額

9級という等級で見られる症状

まず9級にはどのような症状が見られるかと言うと、例えば目に関する色々な症状があります。

視力が著しく下がってしまったり、まぶたの一部が欠けてしまうような症状があるのです。そうかと思えば聴力や手足の指に関する症状もありますし、神経障害もあります。

ちなみに過去には、顔の一部に目立つ傷が残ってしまったケースがあります。鼻から口の上周辺に目立つ傷が残り、見る相手に対して不快感を与えてしまうような痕が残ってしまう症状もあるのです。

また9級は、複数の等級が重複するパターンもあります。そもそも後遺障害の等級は、もちろん9級だけではありません。14級や12級など色々な等級があり、それが複数見られるパターンもあるのです。

例えば、過去には次のように複数の症状が同時に見られる事故がありました。

指の関節障害 11級
手の痺れ 14級
足の醜状 12級
指関節の機能障害 12級

このように複数の症状が見られ、9級と認定されているパターンもあるのです。

9級の慰謝料の相場はどれぐらいになるか

では9級の慰謝料はどれぐらいになるかと言うと、自賠責基準であれば245万円目安になります。それは最低限の金額であり、任意保険基準であれば300万円目安になるのです。

そして弁護士基準ですと、690万円になります。自賠責と弁護士基準では2倍以上の差がある訳ですから、やはり9級は弁護士に依頼する方が良いでしょう。色々な証拠などを揃えて等級認定の手続きを進めてくれるので、金額も高くなりやすいのです。

9級という後遺障害の逸失利益

そして後遺障害の申請手続きを進めるなら、やはり逸失利益も軽視できません。

逸失利益を算出する時には労働能力喪失率の数字がポイントになりますが、9級の場合は35%になります。その数字に対して、下記のように3つの数字を掛け算すると逸失利益を算出できるのです。

  • 35%
  • 直近の年収
  • ライプニッツ係数

3つ目の係数は労働可能年数の事ですが、もちろんそれは個人差があります。年収にも個人差があるので、逸失利益は人それぞれ異なります。

ただ9級の逸失利益は比較的大きな金額になる事が多く、過去には2,700万円ぐらい支払われた実例もあるのです。

目立つ傷が残った交通事故で900万円が支払われた実例

交通事故で鼻に目立つ傷が残った9級の実例

では9級で慰謝料が増額される為にはどうすれば良いかと言うと、やはり弁護士に対する相談がおすすめです。弁護士に任せる方が、色々有利になるからです。

上記でも少々触れましたが、以前に鼻の周辺に痕が残ってしまった事故があります。鼻から口周辺に目立つ傷が残ってしまった方がいるのですが、職業は会社員でした。その方は普段から取引先の担当者と対面する機会も多く、顔を見られる機会も多々ありました。相手からは、鼻周辺の痕を見られるケースも多々あったのです。取引先によっては、不快感を覚えている事もありました。

それは、やはり仕事に対する影響はあります。取引先に対する印象にも関わってきますし、仕事に支障は生じていました。

弁護士に相談して9級で慰謝料が900万円支払われた

では結局上記の会社員の方はどうなったかと言うと、最終的には慰謝料が900万円支払われたのです。さらに入通院慰謝料は80万円だったので、合計980万円支払われた形になります。

上記でも少々触れましたが、弁護士基準であれば690万円ぐらい慰謝料が支払われるケースが多いのです。それよりも210万円ほど高い金額が支払われた形になります。

そして上記の会社員は、弁護士にも相談していたのです。仕事に対して支障がある旨を弁護士が主張してくれた事により、それだけの逸失利益が支払われた訳です。

もしも被害者が単独で主張していた時は、それだけの慰謝料が支払われていない可能性はあります。いわゆる自力での被害者請求になりますから、自賠責基準なら245万円でしょう。しかし弁護士が事故の状況を実証してくれた事もあり、900万円もの慰謝料が支払われた訳です。

任意保険の会社は、逸失利益を認めたがらない傾向があります。色々な理由をつけて、顔の傷は仕事に影響がないと主張されてしまうケースもよくあるのです。ですから被害者が任意保険の会社と示談交渉するのは、とても大変です。その点弁護士に相談すれば、保険会社との交渉も代行してくれます。

9級で800万円近く支払われた実例と診断書の重要性

複数の等級が重複して830万円の慰謝料が払われた9級の実例

他にもあります。上記でも触れた手や指に対する症状が残り、9級と認められた実例があるのです。

上記の14級や11級など複数の症状が重複している実例は、どれも9級は超えています。11級未満ではありますが、そのような状況になった時でも、9級と認められるケースはあるのです。複数の等級の組み合わせは、9級に匹敵する重さがあると見なされるからです。

ただ9級と認められるのは、必ずしも簡単ではありません。その複数の症状が重複した方は、20代の男性の会社員でしたが、示談を開始したばかりのタイミングでは9級と認められなかったのです。

ですがその方は、弁護士に相談しました。4つの手足に対して障害があるにもかかわらず、9級に匹敵する症状でないと判断されるのは不適切であると主張し、最終的には9級と認定されたのです。

では慰謝料はどうなったかと言うと、まず入通院慰謝料は570万円でした。そして後遺障害慰謝料は830万円だったので、弁護士基準よりも140万円高いお金が支払われていた訳です。やはり弁護士に相談すると、それだけの慰謝料になる傾向があります。

診断書も重視される9級

また9級の場合は、やはり診断書も軽視できません。医療機関から発行される診断書は、9級と認定される為の証拠の1つになるのですが、残念ながらその書類には十分な内容が書かれているとは限りません。過不足もあり得るのです。

しかし弁護士に相談すると、その診断書のチェックを受ける事ができます。十分な内容が盛り込まれているかも、弁護士に確認してもらえるのです。ですから弁護士に相談する方が、適切な等級で認定されやすくなります。

まとめ

冒頭でも触れた通り、9級は比較的重たい症状になります。顔に跡が残ったり、神経障害などが残ってしまった時は、仕事にも大きな支障が生じてしまうでしょう。しかし弁護士に相談して症状の深刻さを実証できれば、かなり高めな慰謝料が支払われるケースも多々あります。

上記でも触れた通り、900万円程度支払われる実例も実際あるのです。ただ自力で慰謝料請求するのも大変ですし、交通事故に強い弁護士に相談するのがおすすめです。

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